「今日はなんだか気持ちがザワザワする…」
「忙しくて頭がいっぱい!」
そんな日、ありませんか?
こんにちは、30代主婦のゆきです。
以前は気持ちの切り替えが苦手で、子どもが寝たあともスマホを見続けてしまったり、イライラが残ったまま朝を迎えることもありました。
でも、アロマを取り入れてからは、「香りを感じる=スイッチを切り替える時間」に。
たった数滴で気分が整うようになったんです。
ふわっと好きな香りが広がるだけで、呼吸が深くなって心がふっと軽くなるのを感じて、「これは続けられそう!」と実感。
今回は、そんな私のようなアロマ初心者さんでもすぐにできる、暮らしに香りを取り入れてリラックスする簡単な習慣3つをご紹介します。
①香りは「脳を直接リラックスさせるスイッチ」

なぜ香りがリラックスに効くの?
「香りをかぐとホッとする」という経験、誰にでもありますよね。
実はこれ、科学的にも理由があるんです。
香りは、鼻から入って「脳の感情を司る部分(=大脳辺縁系)」にダイレクトに届きます。
だから、いい香りを感じると、自然と気分がやわらぎ、ストレスが軽くなるというメカニズムが働くのだそう。
しかも、香りは“理屈”じゃなく“感覚”で働きかけるもの。
頭であれこれ考える余裕がなくても、香りさえあればすっと心がほどけていくのを感じられます。
たった数分でも気持ちを切り替えられる理由
さらにうれしいのは、「香りの力はほんの数分でも効果がある」ということ。
アロマを感じると呼吸が自然に深くなり、自律神経が整いやすくなります。
深呼吸をすると、交感神経(=緊張モード)から副交感神経(=リラックスモード)にスイッチが入り、体も心も「落ち着いていいよ〜」とサインを出してくれるのです。
ここからは、私が実際に続けている“香りのあるリラックス習慣”を3つご紹介しますね。
②リラックス習慣①|寝る前にリラックスできる枕元アロマの使い方

おすすめの香り:ラベンダー・ベルガモット(リラックス&安眠に◎)
【寝る前におすすめの香り】
・ラベンダー:リラックス効果が高く、安眠にも◎
・ベルガモット:柑橘系のやさしい香りで気分がやわらぐ
一日の終わり。
子どもを寝かしつけて、やっと自分の時間がきた…と思っても、頭が冴えてなかなか眠れないこと、ありませんか?
そんなときにぴったりなのが、寝る前の「枕元アロマ」。
香りの中でも、ラベンダーやベルガモットは自律神経を整え、心を落ち着かせる作用があると言われています。
ラベンダーは“アロマの王道”とも呼ばれるほど、やさしくて穏やかな香り。
ベルガモットはほんのり柑橘系で、沈んだ気持ちを明るくしてくれる印象があります。
どちらも初心者に扱いやすく、「寝る前にぴったりの香り」として人気です。
コットンやティッシュに1〜2滴たらすだけでOK
やり方はとっても簡単。
アロマオイルをコットンやティッシュに1〜2滴たらして、枕元に置くだけ。
ほんのり香るくらいで十分ですし、ディフューザーなどの器具がなくても始められます。
私は小皿にティッシュを乗せて、オイルをたらしてベッドサイドに。
香りを感じながら目を閉じると、自然と呼吸がゆっくりになって、気づいたら朝までぐっすり…という日が増えました。
「今日は疲れた…」という日にこそ効果的
実は、香りの力を一番実感するのは「心や体が疲れている日」だったりします。
イライラしたり、落ち込んだり、気持ちがザワついているときにこそ、アロマがそっと寄り添ってくれる感じがするんです。
「寝る前のリラックス習慣」として取り入れると、毎日がんばった自分への小さなごほうびにもなりますよ。
枕カバーに直接つけない!シミ防止の注意点
ひとつだけ注意が必要なのは、オイルを直接布製品にたらさないこと。
特に枕カバーやシーツなどに直接つけてしまうと、シミになることがあります。
コットンやティッシュにたらして、お皿に乗せるなど「直接触れない工夫」が安心です。
慣れてきたら、アロマストーンなどの専用グッズを使うのもおすすめですよ。
香りだけでなく、夜の“片付けリセット”習慣も、ぐっすり眠るためのおすすめルーティンです。
▶「子どもと一緒にできる“夜5分片付けゲーム”のすすめ」もあわせてチェック!
③リラックス習慣②|マグカップでOK!家事の合間に楽しむアロマ芳香浴

お湯+アロマオイルで手軽に香り広がる
アロマって「特別な時間に楽しむもの」だと思っていませんか?
でも実は、お湯とアロマオイルさえあれば、家事の合間にも香りを楽しめるんです。
私がよくやっているのが、「マグカップ芳香浴」。
お気に入りのマグカップに熱めのお湯を入れて、アロマオイルを1〜2滴たらすだけ。
湯気と一緒にふわっと香りが広がって、忙しい日でもほっとひと息つける時間が生まれます。
ディフューザーがなくても大丈夫。
キッチンやリビングで気軽にできるリラックス法です。
おすすめの香り:オレンジ・グレープフルーツなど柑橘系(気分転換&元気が出る)
家事の合間におすすめなのは、明るく元気が出る柑橘系の香り。
たとえば、オレンジやグレープフルーツなどは、リフレッシュ効果が高く、気分転換にもぴったり。
私は洗濯物をたたむ前や、気が重い片付けの前に、柑橘系のアロマを一滴。
「めんどうだな〜」と思っていたのに、香りを感じた瞬間、ふっと気が軽くなることも。
気持ちが前向きになるので、「やらなきゃ」から「ちょっと頑張ろう」に切り替えられる気がしています。
洗い物の後やひと息つきたいときにぴったり
マグカップ芳香浴は、ほんの数分の気分転換にちょうどいいんです。
洗い物が終わって、ふと手が止まったとき。
子どもがお昼寝に入って、静かになったとき。
そんな“ちょっとだけ余裕がある時間”にこそ取り入れてみてください。
香りの力で「暮らしに余白がある感じ」が生まれるのも、アロマの魅力だなと思っています。
どこを片付ければいいかわからない」という人のために、リスト化すると行動イメージが湧きますよ。
アロマディフューザーを買わなくてもできる方法
初心者のうちは、ディフューザーやアロマランプがなくても全然OK。
マグカップ×お湯×アロマオイル1滴で、十分香りは広がります。
お気に入りのカップを“アロマ専用”にしておくと、より気分が上がるのでおすすめです。
お湯を使うので、小さいお子さんがいるご家庭は手の届かない場所に置くなど、安全には気をつけてくださいね。
④リラックス習慣③|掃除や片付けを「香りでごほうびタイム」に

香り付きスプレーで“いい匂い=掃除が楽しい”に変わる
「掃除って面倒…」と思っていた私でも、アロマを取り入れてからは、ちょっと楽しみな時間に変わりました。
きっかけは、アロマスプレーでの“香りのごほうび”。
掃除の最後に好きな香りをシュッとひと吹きするだけで、部屋中がふんわり心地よい空気に包まれます。
「キレイになった + いい香り」のセットで、達成感が2倍になるんです。
子どもが帰ってくる前のちょっとした整え時間にもぴったり。
掃除=めんどうな作業ではなく、“香りのごほうびタイム”として楽しめるようになりました。
簡単アロマスプレーの作り方(水+無水エタノール+好きなアロマ数滴)
スプレーの作り方はとっても簡単!
【材料】
- 精製水 90ml
- 無水エタノール 10ml
- 好きな精油(5〜10滴)
- スプレーボトル(100mlサイズがおすすめ)
これらを混ぜてスプレーボトルに入れるだけ。
冷蔵庫保存で2週間〜1ヶ月ほど持ちます。
私は100均のスプレーボトルで作って、リビングやトイレに1本ずつ置いています。
拭き掃除やリネンの香りづけなど、気軽に香りを楽しめるアイテムです。
おすすめの香り:ミントやユーカリ(スッキリ感でやる気アップ)
掃除や片付けにおすすめなのは、清涼感のある香り。
ミントやユーカリは、スーッとした香りで空気を入れ替えたような気持ちにしてくれます。
私はよく、朝イチの片付けにユーカリスプレーを使って気分を切り替えるようにしています。
「まだ頭がボーッとしてる…」という日でも、香りがスイッチになって「よし、やるか」と動けるんです。
集中したいときにもぴったりな香りです。
「片付け終わった後に香りをひと吹き」が習慣化のコツ
大事なのは、「終わったらごほうび」の気持ち。
片付けや掃除が終わった後に、アロマスプレーをひと吹き。
このワンアクションをセットにすることで、“心地よく終わる感覚”が定着します。
私は毎回「今日もがんばったな〜」という気持ちで香りを楽しんでいます。
このルーティンがあるだけで、片付けのハードルがぐっと下がりました。
香りをごほうびにすれば、掃除も気持ちよく続けられます。
▶「お風呂掃除は“出る前30秒”で終わらせる!ズボラのための予防掃除術」もおすすめです。
⑤アロマを気軽に続けるためのポイント

高価なオイルじゃなくてOK。初心者は1000円前後のものから
アロマというと「専門的でお金がかかりそう…」と思っていませんか?
実は、初心者でも気軽に始められるプチプラ精油がたくさんあります。
私が最初に買ったのは、ドラッグストアにあった1000円くらいのラベンダー精油。
「寝る前にいいらしい」という理由だけで選びましたが、それだけでも十分リラックスできました。
こだわりすぎなくてOK。
最初は香りを“気軽に楽しむ”ことが一番大事です。
家族が苦手な香りもあるので「少量ずつ試す」のがおすすめ
アロマを使い始めて気づいたのが、香りの感じ方は人それぞれということ。
私は好きでも、夫や子どもが「ちょっと苦手かも」と言うこともありました。
特に強い香りや独特なハーブ系は、好みが分かれやすいようです。
最初は1滴ずつ試して、「家族にも心地いい香り」を一緒に見つけていくのがおすすめです。
今では、わが家では柑橘系が“みんなのお気に入り”です。
毎日じゃなくていい。「今日は香りを楽しもう」で十分
「アロマ習慣」って言うと、つい「毎日やらなきゃ」と思ってしまいがち。
でも、実は“気が向いたときだけ”でも十分リフレッシュ効果があります。
私も正直、バタバタな日はアロマのことなんて忘れています(笑)
でも、ふと疲れたときに香りを思い出して、1滴たらして深呼吸する…
それだけで「ちょっと整ったな」と感じるんです。
大事なのは“義務”にしないこと。
自分を癒やす“おまけのごほうび”くらいの感覚で楽しむのが、長く続けるコツです。
⑥まとめ|香りを取り入れるだけで、暮らしはもっと心地よくなる

アロマって、最初は「ちょっとハードルが高そう」と思っていた私ですが、実際にやってみると、道具も時間もほとんどいらないことに驚きました。
「香りをちょっと取り入れるだけ」で、イライラした気持ちがすーっと落ち着いたり、家事の途中でほっと一息つけたり。
香りには、気持ちをリセットする力があるんだなと実感しています。
枕元にラベンダー、家事の合間に柑橘系、掃除のあとにミント。
そのときの気分や時間に合わせて、“自分に合った香りの習慣”を見つけてみてください。
きっとあなたの毎日が、ちょっとやさしく整っていくはずです。
あなたなら、今日どのタイミングで香りを楽しみますか?
まずは、お手持ちのマグカップにお湯を入れて、好きな香りを1滴たらしてみてください。
それだけで、あなたの暮らしがふわっとやさしく変わり始めますよ。
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