「家事って、もっとラクにしてもいいんだよ」
そんなふうに言われても、「やっぱりちゃんとやらなきゃ」と思ってしまう…。
そんな経験、ありませんか?
こんにちは、30代主婦のゆきです。
私も以前は、家事は「完璧に」「毎日」「きちんとやるべき」だと信じていました。
けれど、その思い込みが知らず知らずのうちに、自分を追い込んでいたんです。
子どもが生まれ、仕事や育児に追われる日々。
全部きっちりこなそうとしてはイライラし、できなかった日は自己嫌悪…。
そんな暮らしから抜け出すきっかけになったのが、「家事の思い込みを手放す」ことでした。
この記事では、私が実際にやめてみてラクになった「家事の思い込み」3つと、日々を穏やかに過ごすためのコツをご紹介します。
完璧じゃなくていい。
60点で合格。
そんな気持ちで暮らすヒントになれば嬉しいです。
①「家事は“毎日完璧にやるもの”」をやめた

毎日掃除機をかけなくても死なない
以前の私は、「リビングに髪の毛1本落ちてたらダメ」と思っていました。
毎日掃除機をかけないと落ち着かない。
でも、時間も体力もない日だってあるんです。
ある日、「今日は掃除機サボろう」と思い切ってみたら…意外と大丈夫でした。
家は壊れないし、家族も文句を言わない。
むしろ、自分がほんの少しだけ笑顔になれていたんです。
「今日はホコリが取れたらOK」「週1で十分」というゆるルールに変えた体験
「完璧」を手放して、「できたらラッキーの気持ち」で暮らしてみたら、気持ちが本当に軽くなりました。
たとえば、掃除機は週1でもOK。
ホコリが気になるときだけワイパーでサッと。
「毎日全部やらなきゃ」から、「今日はこれだけやった」で自分を認める暮らしへ。
そのゆるさが、気持ちの余裕と笑顔を生んでくれました。
部分掃除でも「やれた自分」をほめるようになった話
洗面台をサッと拭いた。トイレにシュッとスプレーした。
たとえ数分の“部分掃除”でも、「今日もよくやった」と思えるようになりました。
完璧じゃないけど、前の自分より少し動けた。
そんな小さな積み重ねが、自信と心地よさに変わっていくのを感じています。
②「手作りじゃないとダメ」という思い込みをやめた

冷凍食品・惣菜・時短調理を「ズルい」と思っていた過去
「ご飯はちゃんと手作りしなきゃ」
「冷凍食品なんて罪悪感しかない…」
そんなふうに思っていた過去の私。
SNSでキラキラした手料理を見るたびに、「私はダメな母親かも」と落ち込んでいました。
でも実は、無理していたのは自分だったんです。
思い切って「今日は冷凍チャーハンでいい」と決めたら、気持ちも家族時間もラクになった話
ある日、「今日は冷凍チャーハンで済ませよう」と思い切ってみたら…驚くほどラク。
調理の手間が減った分、子どもとゆっくり遊べて、私の機嫌も良かったんです。
家族も「おいしいね」とニコニコ。
そこには、罪悪感なんて必要ありませんでした。
「完璧な食事」より「笑顔で食べるほうが大事」と気づけた話
気づいたのは、「料理そのものより、食卓の空気が大事」ということ。
ちょっと手を抜いたって、笑って食べられればそれが正解。
今では、「冷凍食品=味方」と思えるようになりました。
無理せず、気持ちよく食べることの大切さに気づけた出来事でした。
③「散らかってるとダメ」という考えをやめた

子どもがいると片付かないのは当たり前
子どもがいると、どうしても家の中は散らかります。
おもちゃ、着替え、ぬいぐるみ…。
片付けても片付けてもすぐに元通り。
以前の私は、それに毎日イライラしていました。
でも、「片付いていない=失敗」ではないと気づいたことで、心がすっとラクになったんです。
「今は遊ぶ時間だから散らかってていい」「夜寝る前に5分リセットで十分」
「今は思いきり遊ぶ時間」と割り切って、夜に5分だけ一緒に片付けするルールに変えてみました。
そうしたら、日中のストレスが激減。
「また散らかってる…」と目くじらを立てるより、「あとで一緒にやろう」のほうが、親子の雰囲気も良くなったんです。
部屋よりも「自分の気持ちの余裕」を優先したら、結果的に片付けも習慣になった話
部屋が散らかっているよりも、私のイライラの方が家族に悪影響だと気づきました。
自分の心を整えることを優先するようにしてからは、「片付けなきゃ!」のプレッシャーも激減。
不思議と子どもも一緒に片付けてくれるようになり、無理せず習慣になっていったんです。
④家事の優先順位を決めたらイライラが減った

「全部やろう」としない
かつての私は、1日であれもこれも完璧にこなそうとしていました。
でも、それってすごく無理があるんですよね。
だから今は、「今日やる家事は3つまで」と決めるようにしています。
やることを絞るだけで、頭も心もスッキリ。
あれもこれも…と焦る時間がなくなりました。
1日のうち「これだけできたらOK」という“今日の合格ライン”を決める
「今日は洗濯物を干せたら合格!」
「ごはん作っただけで100点!」
そんなふうに、“今日の合格ライン”を自分でゆるく設定するようになりました。
自分で決めた基準だから、できたときの満足感も大きい。
何より、「できなかったこと」より「できたこと」に目を向けられるようになります。
家事を減らして浮いた時間で好きなことができるようになったエピソード
家事の優先順位を見直したことで、1日の中に「自分の時間」が生まれました。
お気に入りのカフェラテを飲んだり、読書したり。
その時間が、私にとっては何よりのリセットタイム。
「やらなきゃ」に追われる毎日から、「自分のペースで暮らせる」毎日へ。
家事を手放すって、心の余白を取り戻すことでもあるんですね。
あなたは今日、どんな家事を“やらない”ことにしますか?
“やらない選択”が、きっとあなたの笑顔につながります。
⑤まとめ|家事は“60点で合格”。ラクに続けるほうが幸せ

「ちゃんとやらなきゃ」「完璧にしなきゃ」
そんな思い込みは、私たち主婦を知らないうちに苦しめているのかもしれません。
でも、家事って本当は、暮らしを心地よく整えるためのもの。
やらなきゃいけない義務じゃなくて、自分や家族の“ちょっと快適”のための行動です。
- 毎日掃除しなくてもOK
- ごはんは冷凍食品でもいい
- 散らかってても心が整っていれば大丈夫
そう思えるようになったとき、家事に追われる毎日が、少しずつ「私らしい暮らし」に変わっていきました。
家事は“60点で合格”。
それでもちゃんと、暮らしはまわっていきます。
がんばりすぎない暮らしのヒントとして、この記事が少しでもお役に立てたらうれしいです。
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