犬を飼いたい!とずっと思っていた我が家。
ついに念願のポメラニアン「もも」を迎えたのは、息子が3歳のときでした。
犬と子ども、どちらもまだまだ目が離せない時期。
最初はうまくやっていけるのか不安もありましたが、今では息子とももは大の仲良し♪
この記事では、実際に犬と子どもが一緒に暮らす中で感じた「大変だったこと」「良かったこと」、そして我が家で決めたルールや工夫をご紹介します。
なぜ“ルール作り”が大切なの?
子どもと犬の生活で一番大切にしているのは、“お互いが安心できる距離感”を作ることです。
犬は突然の大きな音や動きにびっくりしやすく、子どもはまだ加減が難しい時期。
最初は「優しくしてるつもりでも、犬が怖がってるかも…」ということもありました。
そこで我が家では、犬と子どもそれぞれの行動に関して、あらかじめルールを設けることにしました。
子どもと犬、それぞれにとってストレスにならないように
犬と子どもは、仲良くできる相性が良い関係とも言われますが、それでもやはり生き物同士。
それぞれの性格やタイミングによって、思わぬトラブルになることもあります。
うちの場合、最初に気をつけたのは「どちらかが我慢しすぎない環境作り」。
例えば、子どもが急に大声を出したり、抱っこしようとして犬がびっくりすることも。
そんな時は、犬に逃げ場をつくってあげたり、子どもに「犬はぬいぐるみじゃないよ」と言葉で伝えることを意識しました。
我が家で決めたルール
1. 犬が休む場所には入らない
犬のベッドやクレートは「もものおうち」と呼び、子どもがそこに入ったり、触ったりしないように約束しました。
ももにとっての安心スペースを守ることで、穏やかに過ごせる時間が増えました。
2. 食事中は近づかない
子どもがもものごはんを触ろうとしたことがあり、慌てて止めた経験から、「食事中はももに構わない」というルールを作りました。
逆もまた然りで、人間の食事中に犬をテーブルに近づけないことも徹底しています。
3. 無理やり触らない・追いかけない
犬が嫌がっている時に無理に触ろうとすると、信頼関係にヒビが入ってしまうかも。
「触りたい」「抱っこしたい」という子どもの気持ちは分かるけれど、無理に構うのはNG。
そこで、子どもには「ももが自分から来てくれたときにだけ撫でる」というルールにしました。
4. 散歩は必ず大人と一緒に
息子は「もものリードを持ちたい!」と言うこともありますが、まだ体格差があるため基本は大人が持ちます。
安全面を最優先にしつつ、「一緒に歩こうね」と声かけしながら散歩しています。
5. おもちゃの貸し借りはしない
犬のおもちゃと子どものおもちゃは、絶対に共有しないようにしています。
どちらかが誤飲する可能性があるため、管理には特に気をつけています。
また、おもちゃの管理は親が行いました。
お互いのおもちゃを取り合ってケンカになるのを防ぐため、それぞれのおもちゃは専用ボックスに収納!
遊ぶ時間もなるべくずらして、落ち着いた環境を作るようにしています。
6. 子どもには“犬の気持ち”を教える
息子に犬の気持ちや行動の意味をわかりやすく伝えること。
これも徹底しました。
「しっぽが下がってるときは怖がってるよ」など、表情やしぐさのサインを一緒に観察。
犬の気持ちを理解することで、息子も「今はそっとしておこう」と考えるようになりました!
7. 子どもと犬、それぞれに“愛情をたっぷり”
どちらかだけを優先してしまうと、もう一方が不安になってしまうことも。
なので、犬とも子どもとも、それぞれ一対一で向き合う時間を意識的に作っています♪
意外と大丈夫だったこと・嬉しかったこと
大変そうと思っていた「おもちゃの取り合い」や「吠え声への反応」は、意外とすぐに慣れました。
息子も「ももはこういうとき吠えるんだ」と理解を深め、今ではちょっとした通訳のように私に教えてくれることも。
また、息子が保育園から帰ってきたとき、玄関まで全力で迎えに行くももの姿を見ると、家族が増えた幸せを日々感じます♪
工夫したこと&買ってよかったもの
- ベビーゲート:キッチンや階段など立ち入り禁止ゾーンを明確にできて安心。
- クレートトレーニング:犬にとっての安心空間をつくることで、子どもと距離を置きたいときも穏やかに過ごせます。
- 音の出る知育おもちゃ:子どもも犬もそれぞれの遊びに集中できるように、おもちゃは種類を分けて準備しました。
ワンオペ育児×犬との暮らし|両立のコツとリアルな悩み
ワンオペ育児で毎日バタバタしながら、犬との暮らしも大切にしたい──。
そんな気持ちを抱えている方も多いと思います。私もそのひとりです。
ご飯の準備、子どもの宿題、洗濯……やることは山ほどあるけれど、もものトイレや遊びの時間もしっかり確保したい。
でも正直、全部を完璧にやろうとすると疲れてしまいます。
だからこそ大事にしているのは、“完璧じゃなくていい”と自分を許すこと!
たとえば、どうしても時間が取れない日は知育トイを使ってももに一人遊びしてもらったり、 息子にも「今日はもものお世話係お願い!」とちょっとした役割をお願いすることで、気持ちがずいぶん楽になります。
大変なときもあるけれど、その分、子どもとも犬とも、深い絆が育まれている実感があります。
そして何より、「今日もありがとうね」と声をかけながらなでる時間が、私にとって癒しになっています♪
おわりに|犬と子ども、共に育つ幸せ
子どもと犬が一緒に暮らすというのは、簡単ではないけれど、かけがえのない時間の連続です。
最初は不安や戸惑いもありましたが、ルールや習慣をつくることで、だんだんと自然な関係が築けるようになりました。
子どもが「ももは家族だよね」と言ったときのあの言葉が、私にとって一番のご褒美です♪
これから犬を家族に迎えようとしている方、お子さんとの暮らしに迷っている方の参考になればうれしいです!
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