子どものおもちゃが多すぎて片付かない…ムリなく減らすための5つのコツ

物を減らす工夫

「おもちゃが多すぎて片付かない…」

育児をしていると、誰もが一度は悩むこの問題。

私もずっと、「片付けても片付けても、すぐごちゃごちゃになる…」というストレスを抱えていました。

こんにちは、30代主婦のゆきです。

気がつけば、誕生日・クリスマス・親戚からのプレゼントなどでおもちゃはどんどん増え続け、収納はパンパン。

「もう遊んでないよね…」と思っても、「これは好きだったやつだから」「いつか使うかも」と思うと、なかなか手放せませんよね。

しかも、子どもに「これいらないでしょ?」と聞いても「全部いる!」と返ってくる…。

捨てづらさ、ありますよね。

この記事では、そんな“おもちゃが多すぎる問題”をムリなく解決していくためのコツを、体験をまじえてご紹介します。

「よし、これならできそう」と思える“減らし方のコツ”を見つけて、暮らしも気持ちもスッキリさせていきましょう!


  1. ①なぜ子どものおもちゃはどんどん増えてしまうの?
    1. 誕生日・クリスマス・もらいもの…知らない間に増えていく
    2. 「子どものために」と思ってつい買ってしまう
    3. 子ども自身が「全部いる」と言う→捨てにくくなる
    4. 親の「思い出」や「もったいない」が手放せない原因に
  2. ②減らす前にやってよかった“気持ちの整理”
    1. 「今、子どもがよく使っているか」を基準にする
    2. 「減らす=捨てる」ではなく「選ぶ=残す」に言い換える
    3. 「全部はムリでも、まずは5個だけ」など小さくスタート
    4. 捨てられないおもちゃは“保留ボックス”で一時避難もOK
  3. ③我が家で実践して効果があった5つのコツ
    1. 子どもと一緒に「いる・いらない」を仕分けしてみる
    2. 遊ばなくなったものは「ありがとうしてバイバイ」
    3. 「季節もの」は一時保管して入れ替え制にする
    4. おもちゃの“定員”を決める
    5. 「譲る」「寄付する」で“捨てない選択肢”を持つ
  4. ④おもちゃを減らして気づいたうれしい変化
    1. 子どもが「片付けやすくなった」と自分から戻せるように
    2. 自分で選んだおもちゃを大切にするようになった
    3. 遊びがシンプルになって、想像力や集中力もアップ
    4. 親も「探す・片付ける」ストレスがぐっと減った
  5. ⑤まとめ|少しずつ“おもちゃを選ぶ力”を育てていこう

①なぜ子どものおもちゃはどんどん増えてしまうの?

誕生日・クリスマス・もらいもの…知らない間に増えていく

子どものおもちゃって、気がつくとどんどん増えていますよね。

理由の一つが、「イベントごとにもらう機会が多い」ということ。

誕生日、クリスマス、お年玉代わりのプレゼント。

さらに親戚や友人からのおさがり、幼稚園や保育園のバザーやガチャガチャ景品など、「ちょっとしたもの」が積み重なっていくのです。

こうした贈り物は気持ちがこもっていてうれしい反面、保管スペースがどんどん足りなくなっていくのも現実…。

気づいたら、おもちゃ箱や棚があふれかえっていた、なんて経験ありませんか?

「子どものために」と思ってつい買ってしまう

「これ楽しそう!」「これ遊びながら学べそう!」

つい親のほうが張り切ってしまって、おもちゃを買ってしまうこともあります。

特に知育系や人気キャラクターのおもちゃは、「子どものため」という名目で、自分の満足のために買ってしまうこともありますよね(私もです…!)。

でも、実際に子どもが長く使うおもちゃは限られていたりします。

「せっかく買ったのに、全然遊ばなかった…」と後悔する前に、本当に必要かどうか、冷静に見極めたいところです。

子ども自身が「全部いる」と言う→捨てにくくなる

子どもに「これもう遊んでないよね?」と聞くと、たいてい「まだ使う!」「これ好きなの!」と返ってくる…。

そんなやり取り、よくありますよね。

子どもにとっては、“遊ぶかどうか”だけでなく、「思い出」や「好きなキャラかどうか」も大事な判断基準。

だから、大人から見ると“いらなそう”でも、子どもにとっては“宝物”だったりします。

「全部いる」と言われると、強引に手放すこともできず、片付けが進まなくなってしまうんですよね。

親の「思い出」や「もったいない」が手放せない原因に

そして忘れてはならないのが、「親側の気持ち」

「このおもちゃで初めて遊んだな」「寝る前にずっとこれで遊んでた」など、思い出がつまっているおもちゃほど、手放しにくくなります。

また、「高かったのに…」「まだ使えるし…」という“もったいない”気持ちも、手放せない原因に。

でも、物があふれていることで日常のストレスが増えるなら、手放すことは“悪いこと”ではありません。

次のステップで、まずは“気持ちを整理する”ところから始めてみましょう。


🧸 「増えすぎたおもちゃを減らす前に…子どもが片付けやすくなる工夫も大事です」

👉 子どもが片付けてくれない…イライラしない工夫と習慣3つ

②減らす前にやってよかった“気持ちの整理”

「今、子どもがよく使っているか」を基準にする

おもちゃを減らすとき、基準があいまいだと「どれも捨てられない…」となりがち。

そんなときは、「今、子どもが実際によく使っているか?」を判断軸にするのがおすすめです。

ここ1週間で遊んだか?

毎回スルーされているおもちゃじゃないか?

観察してみると、「実はあまり遊んでいないおもちゃ」がけっこう見つかりますよ。

“今の子どもにとって必要か”で判断すれば、手放しやすくなります。

「減らす=捨てる」ではなく「選ぶ=残す」に言い換える

「捨てる」という言葉って、どうしてもネガティブに感じますよね。

そんなときは、“捨てる”を“選ぶ”に言い換えてみましょう。

「どれを残そうか?」

「お気に入りベスト5を選んでみよう!」

そう伝えるだけで、子どもも前向きに関わってくれるようになります。

選び取る感覚を育てることにもつながり、「物を大切にする気持ち」が自然と芽生えていきます。

「全部はムリでも、まずは5個だけ」など小さくスタート

いきなり大量に手放そうとすると、子どもも親も疲れてしまいます。

そんなときは、「まずは5個だけ選ぼう」と小さく始めるのがポイント。

ゲーム感覚で「これとこれはどっちが好き?」と2択にしていくと、自然におもちゃが絞られていきます。

少しずつ進めていくことで、「減らしても大丈夫」という安心感も育っていきますよ。

捨てられないおもちゃは“保留ボックス”で一時避難もOK

どうしても捨てられない…でも場所はない…。

そんなときは“保留ボックス”を作って、一時的におもちゃを避難させておく方法もおすすめです。

しばらく遊ばなければ「もういらないかも」と自然に思えることも。

逆に、「やっぱりこれはいる!」となったら戻せばいいだけなので、安心して手放せるきっかけになります。


大人のお片付けにも共通しますが、“手放すコツ”を知ると気持ちがぐっとラクになります

👉 捨てられない私でもできた!物を手放す3つのステップ

③我が家で実践して効果があった5つのコツ

子どもと一緒に「いる・いらない」を仕分けしてみる

「親が勝手に捨てた」となると、子どもは不安や反発を感じてしまいます。

だからこそ、子どもと一緒に“いる・いらない”を判断する時間を持つのが大事。

「このおもちゃ、まだ使ってる?」

「こっちは赤ちゃんの頃のおもちゃだけど、今は使ってないよね?」

会話を通して、“手放す=悪いことじゃない”と伝えられるし、子ども自身も自分で選ぶ力が育っていきます。

大人がリードしつつ、子ども主体で仕分けできる環境をつくることがポイントです。

遊ばなくなったものは「ありがとうしてバイバイ」

感情がこもったおもちゃほど、なかなか手放せないもの。

でも、ただゴミ袋に入れるだけでは、心がついていきませんよね。

我が家では、「このおもちゃ、たくさん遊んだね」「ありがとうって言ってバイバイしようね」と声をかけて、“感謝して手放す”ようにしています。

この“ありがとう”があると、子どもも納得しやすくなるし、物を大切に扱う姿勢も自然と身についていきます。

「季節もの」は一時保管して入れ替え制にする

プール・砂場道具・クリスマス関連グッズなど、“季節限定”で使うおもちゃって意外と多いですよね。

こういったおもちゃは、“常に出しておく”のではなく、オフシーズンには一時的にしまっておく仕組みをつくるとスッキリします。

収納ケースに「夏用」「冬用」などラベルを貼っておけば、入れ替えもしやすく、子どもも「季節感」を学ぶ良いきっかけに。

おもちゃの“定員”を決める

収納スペースには限りがあります。

そこで有効なのが、「この引き出しに入る分だけ」「このカゴに収まる分だけ」と、“定員制ルール”を設けること

「この箱に入らなかったら、どれかをバイバイしようね」

そう伝えると、子どもも自分で優先順位を考えるようになります。

無限に増えるのを防げるし、子どもの“選ぶ力”も育ちますよ。

「譲る」「寄付する」で“捨てない選択肢”を持つ

「捨てるのはもったいない…」

そんなときにおすすめなのが、“次に使ってくれる人に譲る”という選択肢。

知り合いのママ友に「使えそうだったらどうぞ」と渡したり、寄付団体や子ども向け施設に送ったりすることで、「捨てる」ではなく「活かす」気持ちになれます。

「○○ちゃんがまた使ってくれるって!」と伝えると、子どもも前向きに手放せるようになりますよ。


今日できること:まずはおもちゃ箱1つだけ“いる・いらない”を仕分けしてみましょう

④おもちゃを減らして気づいたうれしい変化

子どもが「片付けやすくなった」と自分から戻せるように

おもちゃの数が多すぎると、片付けるだけで一苦労。

でも、減らして量を絞ったことで、「子どもが自分からおもちゃを戻すようになった」という変化がありました。

場所が決まっていて、数も少ないと、片付けが“わかりやすく、やりやすく”なるんですよね。

子どもが「自分でできる!」という達成感を得られると、片付けが少しずつ習慣になっていきます。

娘も、最近は『ここは○○のおうちだよね!』と言って自分で戻すようになりました。

自分で選んだおもちゃを大切にするようになった

一緒に仕分けをして「これは残したい」と選んだおもちゃは、子どもにとって“特別”な存在になります。

以前よりもていねいに扱ったり、「これは大事だからここに置く」と自ら保管場所を考えたりするように。

「自分で選んだ」経験が、物への愛着や責任感につながっていくのを感じました。

遊びがシンプルになって、想像力や集中力もアップ

おもちゃが減ると、最初は「遊ぶものが少なくて飽きちゃうかな?」と心配になるかもしれません。

でも実際は、シンプルな遊びの中で想像力がふくらみ、集中力も高まるという変化がありました。

たとえばブロック遊びでは、「決まった作り方」よりも「自分で考える遊び」が増え、工夫やストーリー性が見えてくるように。

“たくさんある”よりも、“厳選された少数精鋭”が、子どもにとっての「楽しい」を引き出してくれることもあるんです。

親も「探す・片付ける」ストレスがぐっと減った

おもちゃの整理が進んだことで、親のストレスも大きく減りました。

「あれどこ?」「あ〜、また踏んだ!」というイライラが少なくなり、片付けにかかる時間も短縮

家全体のスッキリ感が増して、気持ちにも余裕が生まれるように。

「見た目のごちゃつき=心のモヤモヤ」って、意外とリンクしているんですよね。


あなたのお家では、どのおもちゃが“手放しにくい”と感じますか?

まずは“お気に入りベスト5”を選ぶところから始めてみませんか?

⑤まとめ|少しずつ“おもちゃを選ぶ力”を育てていこう

おもちゃの片付けに悩むママ・パパへ。

「子どものおもちゃが多すぎて、片付かない…」という状況は、誰にとってもよくあることです。

大事なのは、「いきなり全部減らそう」と頑張りすぎないこと。

  • 子どもと一緒に“残す”おもちゃを選ぶ
  • 小さく始めて、少しずつ習慣にしていく
  • 手放すときは「ありがとう」の気持ちを大切にする
  • “譲る・保留・入れ替える”など、無理のない方法を選ぶ

そんな小さな工夫の積み重ねが、「片付く空間」と「片付けやすい習慣」をつくっていきます。

そして何より、「子ども自身が“選ぶ力”を育てていける」というのが、一番の収穫かもしれません。

焦らなくて大丈夫。

1日1つのおもちゃでも、「選べた」ことが大きな一歩です。

わが家流の“心地よいおもちゃライフ”、ぜひ一緒に見つけていきましょう。

プロフィール
私が記事を書いています
ゆき

片付けが苦手な30代主婦・ゆきです。
足の踏み場がない生活から抜け出したくて、少しずつ暮らしを見直しています。
片付け・家事・時短の工夫を、リアルな体験とともに発信中です。

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