犬を迎えるにあたって、いちばん不安だったのが「トイレトレーニング」。
私が初めて迎えた愛犬・ポメラニアンのももは、見た目はぬいぐるみのように小さくて愛らしいのに、トイレだけはなかなか上手にできず……。
「トイレトレーニング」それは私にとって最大の課題でした。
「いつかは覚えるだろう」と軽く考えていたけれど、現実はそんなに甘くなくて……。
最初の1ヶ月は、毎日が試行錯誤の連続。正直、心が折れそうになったこともありました。
でも、あきらめずに向き合い続けた結果、うちの子はしっかりトイレを覚えてくれました!
この記事では、わが家のポメラニアン「もも」がトイレを覚えるまでの道のりと、実際に効果があった方法、失敗から学んだことなどをお話しします。
これからトイレトレーニングを始める方のヒントになれば嬉しいです。
最初の壁|毎日が失敗の連続だった日々
ももを迎えたのは生後2か月。
ペットショップでは「シートでできますよ」と言われていたけれど、我が家に来た初日から失敗続き……。
ケージの中にトイレシートを敷いても、その上で寝てしまったり、全然違う場所でおしっこしてしまったり……。
「どうしてそこなの!?」「また拭かなきゃ……」という日々。
床を拭く雑巾は常に手元に置いておくようになり、部屋中がトイレシートだらけの時期もありました。
何度も「ちゃんとできたら褒めてるのに、どうして伝わらないんだろう?」と悩み、焦る気持ちと不安が入り混じって、泣きたくなることも。
でも、「この子も必死にがんばってるんだ」と思い直し、まずは環境を見直すことから始めました。
今思えば、飼い主の根気と工夫がいちばん大事だったんです。
環境づくりがカギ!成功率が上がった工夫3つ
1. トイレスペースを固定
ももは落ち着いた場所が好きだったので、人通りの少ないリビングの隅にトイレを設置。
トイレシートの下には、ずれ防止のトレイを置き、決して移動させませんでした。
そして、失敗しても絶対に叱らず、成功したときには思いきり褒めてご褒美を。
「ここでトイレをするといいことがある!」という経験を繰り返すことで、少しずつ覚えてくれました。
その代わり、失敗してもすぐに掃除できるように床に防水シートを敷いておくなど、準備を万全に。
2. トイレのタイミングを記録
朝ごはんのあと、昼寝から起きたあと、遊びのあと……。
トイレに行きそうなタイミングを日記のようにメモしてみると、自然とパターンが見えてきました。
そして、トイレに誘導し成功したらすかさず褒める!
最初はタイミングを逃して失敗も多かったけれど、「あ、そろそろかも」と察知する感覚がつかめてからはぐっと成功率が上がりました。
3. 成功したらとびきり褒める!
成功したときには「すごいねー!えらいねー!」と大げさなくらい褒めて、おやつを1粒あげるようにしました♪
すると、次第に「ここでトイレすると褒められる」と理解してくれたようで、自分からシートの上に行くようになりました。
4. におい対策で失敗を減らす
一度失敗した場所にまたしてしまうこと、よくありますよね。
ももも、うっかりカーペットの上におしっこしてしまったことが……。
そんなときは、消臭スプレーや専用の洗剤を使って徹底的ににおいを消しました。
「ここでしたらダメなんだよ」と優しく伝えることで、自然とその場所ではしなくなりました。
気持ちのアップダウンとその乗り越え方
トイレトレーニング中、私の気持ちは本当にジェットコースターのようでした。
成功が続くと「このまま完璧に覚えてくれるかも!」とウキウキしたり、 翌日失敗すると「昨日はうまくいったのに、なんで……」と落ち込んだり。
「もしかして私の教え方が悪いのかな」「この子に合ってないのかな」なんて、自分を責めることもありました。
でも、SNSで同じような経験をしている飼い主さんの投稿を見たり、ブリーダーさんや獣医さんに相談したことで、少しずつ心に余裕が生まれました。
「完璧じゃなくていい」「時間がかかってもいい」と思えるようになると、不思議と気持ちも穏やかに。
犬も人間の気持ちに敏感です。
私が笑顔で接していると、ももも落ち着いてトイレに行ってくれることが増えました♪
効果を感じたトイレトレーニンググッズ
いろいろ試した中で「これはよかった!」と思えたアイテムも紹介します。
- メッシュ付きトイレトレー:シートをかじってしまう子にはこれがおすすめ。いたずら防止になります。
- ニオイが漏れないゴミ箱:トイレ後の処理がラクになる&部屋が臭わない!
- 洗えるペットシート:繰り返し使えてエコ。旅行やお出かけにも便利でした。
- ごほうびおやつ:小粒で、1日何回もあげても負担にならないタイプがおすすめです。
今では失敗ゼロ!一緒にがんばった日々が宝物
最初はあんなに大変だったのに、今では朝起きたら自分でトイレに行き、済ませたらシッポをふって報告してくれます♪
「ちゃんとできたよ!」と言わんばかりのその姿が、毎朝の癒しに。
トイレトレーニングの期間は、決して短くはありませんでした。
でも、一つひとつを乗り越えるたびに、ももとの絆が深まっていくのを感じました。
あの時の苦労も、今ではすべて大切な思い出です!
おわりに|焦らず、寄り添って、楽しみながら
犬のトイレトレーニングは、「教える」というより「一緒に学ぶ」時間なんだと思います。
うまくいかなくても大丈夫。
大切なのは、愛犬と飼い主が信頼し合って、気持ちを通わせること。
私自身、たくさん悩んで泣いたけど、その分たくさん笑える毎日が待っていました。
これからトイレトレーニングに挑戦する飼い主さんへ。
焦らず、愛犬のペースに寄り添ってあげてくださいね。
きっと、あなたと愛犬にとってかけがえのない時間になるはずです!
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