「ちょっと部屋にグリーンが欲しいな…」そう思ったこと、ありませんか?
こんにちは、30代主婦のゆきです。
私も30代に入ってから、家で過ごす時間が増えたこともあって、「もっとリラックスできる空間にしたい」と思うようになりました。
でも、正直に言うと、植物ってお世話が面倒そうで、すぐ枯らしてしまいそう…と避けていたんです。
そんなズボラな私でも、「これならできるかも!」と感じたのが、“プチ植物インテリア”。
水やりの頻度が少なくても育つもの、手入れ不要のグリーン、100円ショップで気軽に手に入るアイテム…そんな小さな一歩から始めてみたら、部屋の印象も気分もほんの少し変わったんです。
この記事では、忙しい主婦でも無理なく楽しめるグリーンのある暮らしについて、私の体験も交えてご紹介します。
癒やしがほしい、家の中をちょっと整えたい、そんな方にぴったりな「ズボラでも続く植物の楽しみ方」、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①植物があるだけで気分が変わる理由

緑色には“癒やし効果”があると言われている
植物を見て「なんだかホッとするな」と感じること、ありませんか?
これは、緑色に“心を落ち着かせる効果”があると言われているからなんです。
自然の色に囲まれると、副交感神経が優位になり、ストレスが和らぐとされています。
私もキッチンの窓辺に小さなサボテンを置いてから、家事の合間にフッと癒やされる瞬間が増えました。
特に、朝バタバタとお弁当を作っているとき、ふとサボテンが目に入ると「ま、いっか」と力が抜ける感覚があるんです。
以前は、ちょっとした失敗でイライラしがちだったのですが、グリーンがあるだけで気持ちがリセットされる瞬間が増えました。
また、育っていく様子を見ることも心の癒やしになります。
「昨日よりちょっと葉っぱが開いてるかも?」そんな小さな変化に気づくと、日常の中に小さな喜びが生まれます。
自然と「もっとお世話してみようかな」という気持ちにもなりますよ。
視界にグリーンがあると“部屋が整って見える”
不思議なのですが、植物がひとつあるだけで、部屋がちょっとオシャレに見えるんです。
私の場合、リビングにグリーンをひとつ置くだけで「片付けなきゃ」という気持ちが自然に湧いてきました。
実際、「散らかってるのにグリーンだけキレイに見えてるのが気になる…」と感じて、ちょっと片付けたくなるんです。
これが私にとって、まさに“片付けスイッチ”になりました。
インテリア雑誌やSNSでも、グリーンがアクセントになっている部屋はとても洗練された印象を与えています。
たった一鉢で、全体の印象がガラッと変わるので、インテリア初心者にもおすすめです。
ほんの少しでも「自分で飾った」という満足感がうまれる
ズボラな私でも、小さな植物を買ってきて「ここに置いてみよう」と飾ったとき、「ちょっと部屋を整えたぞ」という満足感が生まれました。
「あ、これ私が選んだ子なんだ」と思うだけで、家事の合間にちょっと嬉しくなるんです。
自分で選んで、自分で飾る——それだけでも、気持ちが明るくなったり、自己肯定感が高まったような気がします。
特に、「暮らしを自分で整えている」という実感は、忙しい毎日の中でも心を安定させてくれる要素になります。
たとえ一鉢でも、自分の意思で何かを変えられることが、小さな自信にもつながるのです。
実際、グリーンを置いてから“ついでに片付けよう”と思える瞬間が増えました。
私が実践している“ラクに続く片付け習慣”については、
👉【片付け苦手でもOK!“戻すだけ収納”で散らからない家になるコツ】
でも詳しく書いているので、合わせて読んでみてくださいね。
②ズボラでもできる!手間いらずのプチ植物3選
水やりほぼ不要「多肉植物・サボテン」

とにかく手間をかけたくない人におすすめなのが、多肉植物やサボテン。
私もダイニングの片隅に、小さなサボテンを3つ並べていますが、週に一度軽く霧吹きをするくらいで元気に育っています。
土もあまりいじらずに済むし、虫の心配も少ないのがうれしいポイント。
見た目も可愛く、小さな鉢に入っているので場所も取らず、ズボラ主婦には最高の相棒です。
寄せ植えに挑戦すれば、見た目の楽しさも倍増します。
さらに、サボテンは種類によって個性があって、選ぶ楽しみもあります。
「今日はこの子」と思って選ぶ時間も癒やしのひとときになりますよ。
花瓶いらずで飾れる「ドライフラワー」

生花はちょっとハードルが高い…という方には、ドライフラワーがぴったり。
私は、友達にプレゼントでもらったスワッグを壁にかけてみたら、部屋の雰囲気がグッとおしゃれに見えるようになりました。
水換え不要で、そのまま長く飾れるので、忙しくても続けやすいアイテムです。
100均やインテリアショップでも手に入りやすく、季節ごとに色味を変える楽しみもあります。
また、ドライフラワーはナチュラルな雰囲気を演出してくれるので、インテリア全体に温かみが生まれます。
ちょっとしたスペースにも飾りやすいので、初心者にこそおすすめです。
100均でも買える「フェイクグリーン」

お世話一切ナシで手軽にグリーンを取り入れるなら、フェイクグリーンが頼りになります。
私はトイレや玄関など、日当たりが悪くて植物が育ちにくい場所に使っています。
最近は本物そっくりなものも多く、100円ショップや300円ショップで気軽に取り入れられるのが魅力です。
吊るすタイプやミニポットタイプなど種類も豊富で、インテリアのアクセントにぴったりです。
ホコリが気になったらサッと拭くだけでOK。
私のようなズボラさんでも清潔感をキープしやすい点も魅力です。
フェイクだからこそ、気軽に場所を移動できるのも嬉しいポイントですよね。
③続けるコツは「置き場所」と「見え方」にあり

家事の合間に目に入る場所に置くと気分転換になる
忙しい主婦にとって、「植物を眺める時間をわざわざ作る」なんて、なかなかできませんよね。
だからこそ、普段の生活の中で自然と目に入る場所に置くのがポイントです。
私の場合、キッチンの窓辺や洗面所の鏡横など、家事や身支度の合間に視線が向かうところに植物を置いています。
それだけで、ほんの数秒でも気分がホッとする瞬間が生まれたんです。
子どもが園に行った後の片付けタイム、ちょっとした疲れを感じたときに、ふと目に入るグリーンに癒される。
この“目に入る場所”の意識が、植物を暮らしに取り入れる上でのカギになります。
“映える場所”より“自分がよく見る場所”が正解
SNSで見るような「映えスポット」に憧れて、最初はおしゃれな棚に飾っていた私。
でも意外とそこは普段あまり見ない場所で、せっかくのグリーンを忘れがちになってしまいました。
それよりも、リモコンを置く棚の端や、ダイニングテーブルの真ん中など、自分が普段よく見る・使う場所に小さなグリーンを置いた方が断然満足度が高かったんです。
「ここに置いたら見やすいかな?」「座ったとき、ちょうど目に入るかな?」
そんな風に自分目線で考えることが、長く続けるコツだと実感しています。
どこに置くと、どんな気分になる?
- キッチンの窓辺 → 家事のイライラが減る。「まあいっか」と肩の力が抜ける
- ダイニングテーブルの中央 → 朝ごはんやお茶の時間がちょっと特別に感じられる
- 洗面所やトイレ → 朝、鏡を見たときに「今日も頑張ろう」と思える小さなスイッチに
- 玄関 → 帰宅したとき「おかえり」と出迎えてくれるようで、ホッとした気持ちになる
「どこに置くか」で感じる気分はこんなにも変わります。
「この場所でこんな気分になれたらいいな」と想像してから置くと、より楽しめますよ。
鉢や花瓶は「入れっぱなしOK」で選ぶ
手入れが面倒になりやすいのが、鉢や花瓶のお手入れ。
でも、そこを工夫するだけでぐっとハードルが下がります。
私のおすすめは、「買ったときのポットごと、そのまま入れられる鉢カバー」を使うこと。
汚れたらポットごと外せばいいし、水やりのときだけ取り出すのも簡単です。
100均やナチュラル系の雑貨屋さんで可愛い鉢カバーも豊富に手に入ります。
また、ガラスのコップや空き瓶を花瓶代わりにするのもおすすめ。
見た目もおしゃれで、使い終わったら食器用洗剤でサッと洗えるので衛生的です。
こうした“お手入れ簡単な容器”を選ぶことも、ズボラでも続けられる大きなポイントです。
④もっとラクに楽しむ!ズボラ向けの裏ワザ

「買ったままのポットごと入れる」だけでOK
これは私が一番多用しているテクニック。
観葉植物やサボテンを買ったら、植え替えせずにそのままポットごと鉢カバーに入れるだけ。
植え替えが面倒、土がこぼれるのがイヤ…そんな方でも気軽に取り入れられます。
水やりも、ポットごと取り出してベランダでジャーっとかけるだけなので楽チン。
インテリア性も損なわず、ズボラにはぴったりの方法です。
花は「1本だけ」をコップに挿すミニマムスタイル
「花を飾る=花束を飾る」と思っていませんか?
実は、1本だけの花でも十分華やかになるんです。
私がよくやるのは、スーパーで買った花束から1本だけを取り出し、コップに挿すだけのミニマムスタイル。
これなら水換えもラクで、気分に合わせて毎週違う色の花を選ぶ楽しさもあります。
特に、朝食のときテーブルにちょこんとあると、それだけで「今日はちょっといい日かも」なんて思えたり。
ほんの少しの手間で、気分がぐっと変わるんです。
枯れたら“処分日”と割り切ると気楽
ズボラの敵は、「枯れた植物を放置すること」。
実はこれ、けっこうストレスになりますよね。
私は思い切って「枯れたら感謝して処分!」と割り切るようにしています。
植物だって生き物。
枯れたことに罪悪感を感じず、「ありがとう」と声をかけて処分することで、気持ちがスッと軽くなります。
そうやって“終わり方”を自分なりに決めておくと、次のグリーンを迎えるときも前向きになれるんですよね。
月1回だけ買い替える“自分へのごほうび”にする
毎月のルーティンとして、「月に1回だけ植物や花を買う」と決めるのもおすすめ。
私の場合は、月末にスーパーや花屋さんで気に入った1本を選んで、リビングに飾るようにしています。
高価なものでなくてもいいし、100円ショップのグリーンでもOK。
「今月もよく頑張ったな」と自分をねぎらうような気持ちで買うと、小さなご褒美のように感じられて、気分もリセットされるんです。
この習慣ができてから、「植物を飾ること」が自分にとってのリズムになってきました。
⑤まとめ|小さなグリーンが、毎日の気分を変える

植物を育てることって、実はハードルが高いものだと思っていました。
でも、“ズボラな私でもできる方法”を知ってからは、グリーンを取り入れるのがぐっと身近な存在になったんです。
たとえそれが小さなサボテンや、1本だけの花でも、「自分で選んで飾った」という行動が気分を前向きにしてくれます。
そして、それが日常の中の小さな癒しになっていることに、ある日ふと気づきました。
完璧じゃなくても大丈夫。
毎日お世話できなくても、水やりを忘れてしまっても、「また次を楽しもう」と思えれば、それでOK。
植物を飾ることに、正解なんてありません。
むしろ、ズボラだからこそ、無理なく続けられる方法を見つけていくことができるのかもしれませんね。
あなたなら、まずどこに小さなグリーンを置いてみたいですか?
キッチン?トイレ?ダイニングテーブルの上?
まずは「1カ所だけ」から、気軽に始めてみてください。
暮らしの景色が、きっと少しずつ変わっていきますよ。
植物を置くと、部屋をキレイに保ちたくなるもの。
“ズボラでもできる簡単掃除のコツ”は
👉【お風呂掃除は“出る前30秒”で終わらせる!ズボラのための予防掃除術】
でも紹介しています。こちらもあわせてチェックしてみてください。
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