「掃除って、なんでこんなに続かないんだろう…」 そう思いながら、部屋の隅に積もったホコリや、水回りの汚れを見ては自己嫌悪。
こんにちは、30代主婦のゆきです。
3歳の娘と暮らす毎日は、目まぐるしく、気づけば掃除は“後回し”ばかり。
正直、掃除はちょっと苦手でした。
でもある日、ふと思いついた「5分だけ掃除」というルールを試してみたら、びっくりするほど気持ちがラクに。
しかも、少しずつ部屋がキレイになっていくのを実感できたんです。
今回は、ズボラな私でも無理なく続けられている「5分だけ掃除」の工夫をご紹介します。
掃除が苦手な人でも、「これならできるかも」と思えるヒントが見つかるはず。
完璧じゃなくていい、まずは小さな一歩からはじめてみませんか?
① 掃除が続かないのは「ハードルの高さ」が原因

やる前から憂うつ…その正体は“完璧主義”
「今日は掃除するぞ!」と意気込んで始めたはずなのに、途中で疲れてやめてしまったり、「またできなかった…」と落ち込んだり。
そんな経験、ありませんか?
私はしょっちゅうありました。
掃除が続かない理由のひとつは、「ちゃんとやらなきゃ」という完璧主義の思い込み。
リビングを全部掃除機かけて、水回りもピカピカにして、ついでに換気扇も……なんて、やることが多すぎてハードルがどんどん高くなってしまうんですよね。
時間も気力も足りない毎日
特に子育て中は、1日の中で自由に動ける時間が限られています。
娘のお世話、ご飯の準備、仕事や家事…とやることは山積みで、「今日はやめておこう」「また今度でいいや」となりがち。
そんな日々が続くうちに、ホコリや汚れが積もって、「もっとちゃんと掃除しなきゃ」と焦るようになり、ますます掃除へのハードルが高くなる悪循環に陥っていました。
高すぎる目標より「小さな達成感」
そんな中で気づいたのが、「今日はここだけ」「時間は5分」と、小さく区切ることで達成感を得やすくなるということ。
完璧を目指さなくていい、「5分でできることだけ」に集中すれば、やり終えたときの満足感も感じやすく、続けるハードルがぐっと下がりました。
掃除が苦手な人こそ、「少しだけ」「毎日じゃなくてOK」のルールに変えてみると、自分に合ったペースで気持ちよく暮らせるようになりますよ。
② 掃除嫌いだった私が変われたきっかけ

「掃除しなきゃ」がストレスに
掃除が苦手だった頃の私は、いつも心のどこかで「掃除しなきゃ…」と感じていました。
でも、それがストレスになって、やる気がますますなくなってしまうんですよね。
気が重いから後回し。
後回しにしたから汚れがたまる。
たまった汚れを見て、また落ち込む。
この悪循環が、私の「掃除嫌い」をどんどん強くしていったように思います。
小さなきっかけは「娘のひとこと」
転機になったのは、娘がふと「ここ、きたないね」と言った一言でした。
いつも忙しくて、散らかりがちなリビングや、ほこりがたまったテレビ台を見て、子どもがそう感じていることにハッとしました。
「これは、なんとかしたい。でも、自分にできる範囲で…」そう思った時に浮かんだのが、「5分だけ掃除してみよう」という考え方だったんです。
「全部やらなくていい」が気持ちを軽くした
それまでは、掃除をするときは“全部一気にやるもの”と思い込んでいた私。
でも、その思い込みをやめて「今日はここだけ」「5分だけ」と割り切るようにしたら、ぐっと気持ちがラクになりました。
特に子育て中の今は、自分のためにも、家族のためにも「ちょっとでもキレイ」があると心地いい。
完璧じゃなくていい。
毎日は無理でも、思いついたときに“ちょこっと掃除”をするだけで、家も気持ちも少しずつ整っていくことを実感しました。
③ 「5分だけ掃除」ルールがうまくいった理由

1. 時間が短いからとにかく始めやすい
「5分だけ」と決めることで、掃除へのハードルがぐっと下がりました。
「面倒くさいな」と感じていても、「たった5分ならやってみようかな」と思えるようになったんです。
掃除は“始めるまで”が一番おっくう。
でも、5分と決めるだけで「とりあえず始めよう」がしやすくなり、そのまま10分、15分と続くこともあるから不思議です。
2. やりきれるから達成感がある
「今日は洗面所の鏡だけ」「リビングの隅のほこりだけ」など、小さく分けることで、きちんと“やりきれる”のも大きなポイント。
時間内に終えられると、「ちゃんとできた」という達成感が得られて、自信にもつながります。
これがまた「明日もやってみよう」と思える原動力になるんです。
3. 汚れがたまりにくくなる
毎日じゃなくても、週に2〜3回“5分だけ掃除”をするだけで、少しずつ部屋がキレイに整っていくのを実感しました。
まとめて掃除をしようとすると時間も体力も使うけれど、こまめにやることで汚れがひどくなる前に対処でき、結果的に家事がラクになります。
4. 家族にも協力してもらいやすい
「今から5分だけ掃除するよ!」と声をかけると、夫や娘も「じゃあちょっと手伝おうかな」と気軽に参加してくれるようになりました。
短時間だからこそ家族にもお願いしやすく、みんなで一緒に取り組むことで“家をキレイにする時間”が自然と習慣に。
小さな習慣が、家族全体の意識も少しずつ変えていってくれるように感じます。
💡「掃除はちょっとだけならできそう…」と思えた方へ
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👉 片付けが苦手で床が見えない…私が変われた5つの小さな習慣
④ 具体的にやっている5分掃除メニュー

1. 洗面台まわりをササっと拭く
朝の洗顔後や、寝る前のタイミングで、タオルやウエットティッシュで洗面台を軽く拭くだけ。
水垢や髪の毛をそのままにしないだけで、清潔感がかなり違ってきます。
2. テーブル・カウンターの上をリセット
食事のあとの片付けのついでに、テーブルの上のゴミやチラシ類を片づけて、除菌シートで拭きます。
散らかりやすい場所だからこそ、毎日の“ちょこっとリセット”が効果的。
3. トイレの床&便座まわりだけを拭く
全部掃除するのは大変でも、トイレの床のホコリや便座周辺をサッと拭くだけで、気になるニオイや汚れがぐっと減ります。
4. 気づいたほこりを1つだけ取る
テレビの上、棚のすみ、照明のフチ…。
「あ、ほこりついてるな」と思ったときに、1か所だけでも拭き取る。
5分もかからないけど、部屋の印象が大きく変わります。
5. 玄関をはくだけでも気持ちいい
1日の始まりや終わりに、ほうきでサッと玄関をはくだけで、気分がリフレッシュ。
砂やほこりをそのままにしないことで、清潔感もキープできます。
「掃除が苦手…」と思っていた私でも、「5分だけならやってみよう」と少しずつ動けるようになりました。
あなたなら、5分掃除をどこから始めてみますか?
まずは「ここだけ」でOKです。
小さな一歩が、暮らしの変化につながります。
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⑤ まとめ|掃除は“完璧”より“気軽さ”が大事

掃除が苦手でも、「ちょっとだけ」「5分だけ」なら、意外と続けられる。
実際にやってみて私が一番感じたのは、掃除は“完璧”を目指すものではなく、“気軽にできる工夫”こそが続けるコツなんだということでした。
少しだけでも部屋が整っていくと、心も軽くなります。
全部を一気にきれいにする必要なんてない。
気がついたときに、気が向いたときに、5分だけ動いてみる。
それが積み重なれば、家はきっと、あなたのペースで気持ちよく変わっていきます。
掃除は、毎日完璧にやることじゃなく、自分の気分や生活に合わせて「気軽に続けられる方法を見つけること」。
ズボラな私でもできたのだから、あなたにもきっとできるはずです。
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